Micro Python その1 pyboard購入編
目次
Micro Pythonは、マイコンに最適化されたPython3実装です。ちなみにPythonでよく使われる標準の実装はCPythonで、他にJavaで記述されたJythonや.NET上の実装のIronPythonがありますが、その一種です。
マイコンで動くプログラムを書く場合はC/C++が一般的に用いられますが、インタプリタ言語をマイコンで動かすプロジェクトもいくつかあります。マイコンはパソコン上で動かす場合と異なり使用できるメモリサイズが厳しいので省メモリで動くように実装したものがよく使われ、MicroPythonの他にRubyの実装であるmrubyが有名です。
今回、Micro Pythonが動くマイコンボードを手に入れ、実際に動かしてみたのでレポートしていきます。
ハードウェア
MicroPythonが想定しているマイコンボード一覧を見ると、恐らくARM Cortex M4のマイコンなら動きそうです。マイコン単体を買ってきて0から始めるのも面白いですが、大変なのでマイコンボードを買うことにします。
候補になりえるのは次のボードあたりでしょうか。
- pyboard:公式のSTM32F405RGマイコンボード
- STM32F4 DISCOVERY:STM32F407VGマイコンボード
今回はpyboard v1.0を購入してみました。
pyboard到着まで
公式ストアで購入しました。
- 01月04日 購入
- 01月05日 イギリスからロイヤルメールで発送
- 01月11日 日本到着
- 01月13日 到着
プチプチ付き封筒でケースがついていました。
次回、起動して遊んでみます。