TransBook T100シリーズまとめ
ASUSから発売されたT100シリーズは、ノートPCにも、タブレットにもなる10.1型2in1脱着式モバイルデバイスです。2013年にTransBook T100TAが発売され、2014年に新モデルが登場、さらにマイナーチェンジをしたT100TAMが登場しています。
ASUS ノートブック T100TAM [Windows10無料アップデート対応](WIN8.1 with Bing 32Bit / 10.1inch / Atom Z3775 / 2G / 64G EMMC+500G / MS Office H&B 2013 / グレー) T100TAM-DK564S
旧モデルについては本体レビューやアクセサリーレビューを書きましたが、新モデルやT100TAMについてもまとめてみます。
比較表
各モデルの違いをピックアップした比較表を作成しました。T100TA旧モデルのHDD付きは取り扱い店舗が極端に少ないので今回は除外しました。
以下、T100TAM(T100TAM-DK564S)・T100TA新モデル(T100TA-*-S)・T100TA旧モデル(T100TA-DK32G)の比較をします。
カラー
モデル | カラー |
---|---|
T100TAM-DK564S | グレー |
T100TA-*-S | グレー、ホワイト、レッド |
T100TA-DK32G | グレー |
T100TA新モデルではカラーを3種類から選べますが、他はグレーのみです。
また、T100TAMは天板の素材が樹脂からメタルへ変わっています。
OS
モデル | OS |
---|---|
T100TAM-DK564S | Windows 8.1 with Bing 32bit |
T100TA-*-S | Windows 8.1 32bit |
T100TA-DK32G | Windows 8.1 32bit |
T100TAMはWindows 8.1 with Bing 32bit、他はWindows 8.1 32bitとなっています。Windows 8.1 with BingとWindows 8.1の違いはIEのデフォルト検索エンジンがBingになっているだけで機能的な違いはありません。
CPU
モデル | CPU |
---|---|
T100TAM-DK564S | Atom Z3775 1.46GHz |
T100TA-*-S | Atom Z3775 1.46GHz |
T100TA-DK32G | Atom Z3740 1.33GHz |
T100TA旧モデルではAtom Z3740 1.33GHzでしたが、T100TA新モデル・T100TAMはAtom Z3775 1.46GHzになり若干性能が上がっています。
ストレージ
モデル | eMMC | HDD |
---|---|---|
T100TAM-DK564S | 64GB | 500GB |
T100TA-*-S | 32GB | 500GB |
T100TA-DK32G | 32GB | N/A |
T100TAM・T100TA新モデルはキーボードドックにHDDを搭載しています。
Office
モデル | Office |
---|---|
T100TAM-DK564S | Office Home and Business 2013 |
T100TA-*-S | Office Home and Business 2013 |
T100TA-DK32G | N/A |
T100TAM・T100TA新モデルはOffice Home and Business 2013がついてきます。単品で買うと結構な値段なので、余っているOfficeがない限りはOffice付きモデルのほうがお得です。
Microsoft Office Home and Business 2013 [オンラインコード] [ダウンロード][Windows版] (PC2台/1ライセンス)
駆動時間
モデル | 駆動時間 |
---|---|
T100TAM-DK564S | 9.6時間 |
T100TA-*-S | 11.1時間 |
T100TA-DK32G | 15.8時間 |
新しいモデルほど駆動時間が短くなっているので注意が必要です。
重量
モデル | 本体 | キーボードドック |
---|---|---|
T100TAM-DK564S | 570g | 600g |
T100TA-*-S | 550g | 583g |
T100TA-DK32G | 550g | 520g |
T100TA新モデルはHDD付きなのでキーボードドックが重く、T100TAMは本体・キーボードドックともにさらに重くなっています。
まとめ
T100TAMが登場してからT100TAM以外の旧モデルは取り扱い店舗が少なくなっているので、T100TAMが一番の候補にあがるはずです。T100TAMは駆動時間が短くなっているものの、CPU強化・eMMC 64GB・Office付きとコストパフォーマンスは一番高いでしょう。
T100TA-*-Sはスペック的にはT100TAM-DK564Sと差が少ないので、気に入ったカラーがある場合は購入候補になるでしょう。
また、HDD・Officeが要らない人にとっては圧倒的な駆動時間のT100TA-DK32Gが候補に上がるでしょう。ただし、eMMC 32GB・HDD無しなのでストレージ運用には気をつける必要があります。
アクセサリー
本体はモデルが複数ありますがどのモデルも大きな変化はないので、アクセサリーはT100シリーズで一貫したものを使えます。T100TAアクセサリーレビューも参考にしてください。